色とりどりの花々が咲き誇り、街の景色も少しずつ夏の気配をまとい始める季節がやってきました。
今回は、江東区夢の島にある“夢の島熱帯植物館”に足を運びました。
かつてのゴミ処分場跡地に整備された植物館です。温室には隣接するごみ処理施設の焼却熱を利用しており、「環境と緑の大切さを伝える」ことをテーマにしています。館内には、熱帯・亜熱帯の植物が展示され、特に「大温室」では、熱帯ジャングルのような雰囲気の中で多様な植物を観察することができます。
また、「食虫植物温室」では、独自の生態系を持つ植物たちが展示されており、自然の多様性を感じることができます。さらに、館内には「企画展示室」もあり、植物に触れて学べる工夫も多く、親子で楽しめる体験が満載です。
今回は、そらちゃん、パパとママの３人で遊びにきてくれました。
熱帯ジャングルにいるような気分を味わえる大温室！
大温室に入ると、まるで熱帯ジャングルにいるかのような大きな木や熱帯植物が迎えてくれます。ガラスドーム内は気温が高く、ところどころに水が流れており、自然光が非常に明るく植物を照らしているため、今にもジャングルに生息するサルや鳥が出てきそうな臨場感です。
また、カラフルなお花が咲いていたり、熱帯植物と馴染み深い果物も実っているので、自然観察をしながら癒される空間となっております。さぁ、熱帯ジャングルの奥深くまで探検の始まりです！
バニラの木を発見！
アイスクリームの元となるバニラの木を発見！
これがアイスクリームの元？という見た目です。どんな香りがするのかな？匂いを嗅いで確かめてみました。
「ちょっとアイスクリームの匂いがするかな…？」といった表情。
熱帯植物には食に繋がる発見がいっぱいです！
天井まで届きそうな巨大なヤシの木
大温室の中央にそびえる巨大なヤシの木は大迫力！！天井の高さは約２８ｍで上を見上げると、ヤシの木の頭が届きそうですね！
実際のジャングルには巨大なヤシの木がたくさん生えていると思うと、自然の壮大さを感じる事ができます。
タコノキは足がいっぱい！
足がいっぱいある面白い木を発見！名前は「タコノキ」で、名前の通りタコの足のようにたくさん地面に向かって気根(きこん)を出します。“夢の島熱帯植物館”では、東京都にある小笠原諸島原産のタコノキを数カ所に展示しており、様々な角度から気根を観察することができます。
食虫植物を見学
食虫植物温室では「ウツボカズラ」や「ハエトリソウ」などが展示されており、ハエトリソウが虫をとらえる仕組みの解説を聞けました。ちょっとだけこわかったけどしっかり見学できました。
シナモンやカカオなど植物の香りを体験
企画展示室ではテーマを変えながら通年展示を行っており、今回はハーブや木の実、樹皮などさまざまな植物が展示されていました。お菓子に使用されるシナモンや、チョコレートの原料カカオの匂いを体験しましたが、食べたことのあるお菓子とはちょっと違う匂いかな～という表情のそらちゃん。
他には、迫力のある「ラフレシア」の実物サイズの模型や、ハチの巣の展示があり見ごたえのある展示室でした。
“夢の島熱帯植物館”では、約900～1,000種類もの熱帯・亜熱帯植物を展示しています。普段見れない熱帯植物の自然に囲まれ、新しい発見があったり、滝の流れ落ちる音を聞きながら熱帯ジャングル気分を味わうことができます。
また、近隣には植物館以外にも、緑あふれる解放感のある公園もあり、都会の中にあるオアシスを体験しに行くのはいかがでしょうか。
そらちゃん、パパさん、ママさん体験してみて今日はどうでしたか？
色々な熱帯植物の話も聞け、子どもと一緒に楽しい時間を過ごせて良かったです。
※取材の為、特別に植物館スタッフに付き添っていただいております
「夢の島熱帯植物館」の詳細はホームページをご確認ください。
