アートやサイエンス、テクノロジー、デザインといった、多角的な視点から学びを深めることができる施設。
今回はパナソニックセンター東京内にある、地球温暖化問題の課題解決に向けて、学び、考える「Panasonic GREEN IMPACT PARK」と 「ひらめき」をカタチにするミュージアム「AkeruE（アケルエ）」に行ってきました。
パナソニックセンター東京とは、パナソニックのグローバルな総合情報受発信拠点です。その施設内に体験型施設として「Panasonic GREEN IMPACT PARK」と「AkeruE（アケルエ）」があります。
地球環境問題や科学・美術とを遊びながら育むことが出来る体験型施設です。
そんな施設への今回の体験者は、仲良し親子の小学5年生の和花（わか）さんとそのお父さんに協力してもらいました。
Panasonic GREEN IMPACT PARKで環境問題について学ぶ
まずは1Fの「Panasonic GREEN IMPACT PARK」にて環境問題について学びます。
環境問題、特にCO2削減や資源循環について知る、学ぶ、考える体験を通して課題解決に向けて、一人ひとりが行動する力を育みます。
【CO2をなるべく出さない生活を学ぶ】
生活の中で必要のない場所の電気をつけっぱなしなどあると思います。体験コンテンツでは、使っていない電気をボタンで消す「チャレンジ！おうちのムダ探し」ゲームで楽しみながら学びました。
【目指せ！CO2ゼロ発電のまち】
発電によるCO2排出量ゼロを目指すための、再生可能エネルギーの特徴や発電の使い分け、電気の有効利用について、体験を通しながら楽しく学びました。
【CO21kgってどんな大きさ？】
見えないCO2、1㎏の大きさを具現化したバルーンです。
ボタンを押すと…「わっ！？」和花（わか）さんが想像した1Kgよりも、しぼんでいたバルーンが膨らみ、CO2の大きさにびっくりです。お二人とも真剣に見て聞いて体験して楽しく学んでいましたね。
AkeruE（アケルエ）で体験
子どもたちの知的好奇心と「ひらめき力」を育み、学びとモノ・コトづくりの双方を体験できるエリアです。
【２F：GAIA（ガイア）】
地球上の生き物たちの関係性をテーマにしたエリアとなっています。
人と自然が豊かに暮らしていくための方法や地球の循環について学びます。
地球を模した「アクアポニックス」の中に入ってみると・・・熱帯魚がいました！真剣に植物～生物の循環を学んでいました。
【３Ｆ：ASTRO（アストロ）】
科学・技術・芸術をかけあわせた不思議なアート作品と、作品の原理展示を通して、物事を組みあわせたり、掛け合わせてつくることの楽しさを知ることが出来る、そんなエリアになっています。
まずは、粘りのある液体、水・ビーズそれぞれが入った筒を転がすとどれが一番早くゴールまで行くかを予想しながら体験できるコーナーにチャレンジ。和花（わか）さんは水を選択して見事に正解！お父さんもどれか悩むほど、大人も楽しめるコンテンツでした。
次に、電気の流れを学べるコーナーでは、電気を通すために配線をつないでいきます。和花（わか）さんはしっかりと考えてつないでいき、うまく電気を通していましたね。流石です！
【３Ｆ：ＣＯＳＭＯＳ（コスモス）】
ここでは、テーマをもとに、好きな素材を選んで自分のひらめきで自由に作品を作ることが出来るエリアとなっています。
テーマは期間毎に変わりますが、今回は「地球を豊かにする生き物をつくってみよう」というテーマをもとに作品を作りました。展示台には、他のみんなが作った地球を良くするためのオリジナル生物が展示されています。
和花（わか）さん、お父さんも作品作りにチャレンジ！
大人も童心に帰る事が出来るのか、お父さんの方が無我夢中で作品作りをしていました。
AkeruE（アケルエ）は、知性を育む科学館の要素と、感性を育む美術館の要素を兼ね備え、より創造性あふれる場づくりのための学びと未来を築く場、そしてコミュニティを構築していく施設となっています。
※AkeruE ３Fは有料、事前予約（日時指定）、最終入場16:00
ぜひ皆さんも楽しく学べるパナソニックセンター東京を訪れてみてください。
和花（わか）さん、今日はどうでしたか？
環境問題について体験を通じて学べて楽しかったです。アケルエでも色々体験出来たので、また来たいと思いました。
ありがとうございました。
お父さん、今日はどうでしたか？
アケルエでは、アートに触れて大人の私の方が楽しんでいたかもしれません。
また環境問題CO2の削減は意識してやっていこうと改めて思わせてくれました。ありがとうございました。
パナソニックセンター東京の詳細はホームページをご確認ください。
※パナソニックセンター東京は、令和6年12月25日をもって閉館の予定です。
