3月3日といえば、ひな祭り。ひな人形を飾って、お子さんと一緒に桃の節句のお祝いをするご家庭も多いのでないでしょうか。
そんなひな人形ですが、おうちにあるものを使って、簡単につくることができるんですよ。
手づくりのひな人形は、素敵な思い出の品にもなりますよね。
今回の体験レポートでは、4歳のさなちゃんとお父さんにひな人形づくりに挑戦してもらいました。
材料
・トイレットペーパーの芯:2個
・折り紙(15cm×15cm):はだ色1枚、黒1枚、好きな色2枚、金色1枚
・和柄の折り紙:好きな柄2枚
必要な道具
・ペン
・ハサミ
・のり
・定規
①まずは下記のサイズに折り紙を切ります。
切るサイズ:
・折り紙(はだ色) 5cm×15cm 2枚
(黒) 10cm×7.5cm 1枚
2cm×7.5cm 1枚
1cm×15cm 1枚
(好きな色) 8cm×15cm 2枚
・和柄の折り紙 15cm×7.5cm 2枚
お子さんがはさみを使える年齢であれば、折り紙に切る線を引いてあげてから、線にそって切ってもらうのもよいですね。7.5cmの目安は、折り紙をちょうど二つ折りした時の長さです。さなちゃんも自分で切ってみました。
②折り紙が切り終わったら、トイレットペーパーの上部分にはだ色の折り紙を巻き付けてはります。ここがひな人形の顔部分になります。これを二つつくりましょう。
③次に、体部分に好きな色の折り紙を巻き付けて、のりではります。
④つづいて髪をつくります。切っておいた3つのサイズの黒い紙を、はだ色の顔部分の上にのりではりましょう。おひな様、おとの様の髪形になるように。
⑤次は、着物を和柄の折り紙でつくります。手元で交差するように斜めにしてはりつけます。
ここは少しコツがいるので、親御さんにやってもらってもいいですね。
⑥おひな様の髪飾りと手に持つ扇(おうぎ)、おとの様の冠(かんむり)と手に持つ笏(しゃく)をつくってはります。さなちゃんは、扇、笏、おひな様の髪飾りに金色の折り紙を、おとの様の冠に緑の折り紙を選びました。細かい作業なので、手を切らないように気をつけましょうね。
⑦最後に顔を書き入れてあげて・・・
かわいい自分だけのひな人形ができました!
さなちゃん、ひな人形づくりはどうだった?
折り紙に線をつけてもらったから、切りやすかったです。のりでペタペタはっていくのが楽しかった!あと、金色の折り紙がキラキラしているところがかわいかった!着物のところはうまくはれなかったけど、パパが手伝ってくれてきれいにできました。リビングに飾って、みんなでおひな祭りを楽しみたい!
一緒に楽しむお子さんを見て、お父さんはいかがでしたか?
想像以上にハサミを上手に使えていたのでびっくりしました。のりづけもとても丁寧。
普段もけっこう几帳面なところがあるので、そんな性格が現れたのではないでしょうか。
お休みの午前中に、娘と一緒に工作ができて、とても充実しましたし、幸せな時間を過ごせました。完成した手づくりひな人形に、娘も大よろこび。3月3日は、このひな人形を飾って、家族みんなでひな祭りパーティーをしたいと思います。
さなちゃんのハサミの腕前に、パパも驚きの様子でした。お子さんの意外な一面を目にできるのも、親子工作のよいところですね。
自分たちでつくったひな人形を眺めて、家族で一緒に桃の節句のお祝いを。きっと、笑顔いっぱいの特別なひな祭りになるはずです!