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子育てプチ情報

2022/10/21

子育てブログ

10月 芸術の秋を楽しみましょう

バイオリン

皆さんは秋といえば何を思い浮かべますか?スポーツの秋、読書の秋、食欲の秋…いろいろな秋がありますね!

私は食欲の秋の印象が強いものの(食欲は秋に限らずですが…)、もう一つ印象深いものがあります。それは、「芸術の秋」です。


私はもともと、美術館巡りが趣味の一つでもあったのですが、出産を機にこれまでの芸術鑑賞スタイルの変化を迫られ、子供と一緒に芸術を楽しむことができる方法を模索中です。


芸術と一口にいっても、美術鑑賞や舞台鑑賞、絵を描くといった、さまざまな方法がありますよね。


今回のコラムでは、子供と一緒に芸術鑑賞を楽しく行うポイントや芸術鑑賞をお得に楽しめる裏技についてご紹介していきます!


子供と一緒に芸術鑑賞を楽しむコツ

参考までに、子供と一緒に芸術鑑賞と楽しむ際のポイントについて、私の経験から感じたポイントをお伝えします。


①子供も思いきり楽しめるイベントを選ぼう!

芸術鑑賞というと、美術館で静かにゆったりと絵画を見たり、舞台作品などを静かに鑑賞するイメージがありますよね。

私も子供連れで楽しむとなるとグッとハードルが高く感じてしまい「途中で泣いてしまったらどうしよう」と心配で、出産後は足が遠のいていました。


ですが、出産後に、なんとか子供と芸術鑑賞を楽しみたい!と思い調べてみると、赤ちゃんでも参加可能な催しが、実はたくさんあったのです。


子供も作品の一部になって参加ができるプロジェクションマッピングによるアート鑑賞や、赤ちゃんから楽しめるクラシックコンサート、人気のキャラクターが登場し、親子で歌ったり踊ったりしてもOKな舞台を選ぶことで、気兼ねなく子供と一緒に芸術鑑賞を行うことが出来ました。


また、皆さんはお子さんとお得に芸術鑑賞ができる国の制度をご存じでしょうか?


新型コロナウイルス感染症の影響により、子供たちが劇場やホールなどの場所で文化芸術を肌で感じる機会が失われていることから、実演芸術の鑑賞・体験等を提供・支援する取組で、「子供文化芸術支援事業」といいます。


作品によって年齢制限があったり、申込数に制限はあるものの、無料で芸術鑑賞ができることもある、大変うれしい取組です。


子供たちがたくさんの素敵な作品に出会いやすい環境があるのは、親としてとてもありがたいことですね。


文化庁 『子供文化芸術支援事業』のサイト内に詳しく掲載されています。

https://www.kodomokanshou.bunka.go.jp/list01.html



②余裕をもって準備しよう!

いざ芸術鑑賞!というタイミングで、トイレに行きたくなったり、おもらしをしてしまったり、お腹が空いて集中できなかったり…。子育て中の芸術鑑賞には「想定外」がつきものです。

せっかくの貴重な機会。大人も子供も楽しく有効に過ごすために、時間に余裕をもってトイレやおむつ替え、食事を済ませておきましょう。

また、時間帯が選べる場合は、なるべく子供の生活リズムに合わせ、食事や昼寝の時間を避けた時間帯での鑑賞がおすすめです。


東京都の子育て情報サイト「とうきょう子育てスイッチ」では、授乳やおむつ替えスペースなど、小さな子供を連れた方でも安心してお出かけできるよう整備されたスペースである「赤ちゃんふらっと」を検索することができます。

このようなサービスを利用して、事前に近くの休憩スペースをチェックしておくと、いざという時に慌てずに済みますね。


③大人も全力で楽しもう!

芸術鑑賞タイムがスタートしたら、大人も全力で芸術鑑賞を楽しみましょう。我が家も親が楽しそうにしていると、子供もより作品に興味を持って楽しそうにすることが多いです。


子供が笑顔でこちらを見たら笑顔を返したり、楽しい気持ちを共感したり、終わった後に感想を共有することで親子の芸術鑑賞がより有意義な時間になりますね。


皆さんもぜひ、子供と楽しい芸術の秋をぜひ見つけてみてください。



参考

学校における芸術教育の充実に向けて ~文化庁への移管~ 文部科学省

https://www.mext.go.jp/component/b_menu/shingi/giji/__icsFiles/afieldfile/2019/06/25/1418186_4.pdf

文化庁 『子供文化芸術支援事業』

https://www.kodomokanshou.bunka.go.jp/list01.html


【筆者】香月 璃莉

会社員をしながらカワイイものを愛好し、お散歩などを楽しみながらSNSで発信する活動を行っている。2歳の子供のママ。