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子育てプチ情報

2021/10/14

子育てブログ食事

10月 乳幼児期のおやつの上手なあげ方とは

おやつはどうして必要なの?

乳幼児期のお子さんは、成長発達のために多くの栄養素を必要とします。1~2歳の女の子場合、1日に必要なエネルギー量は 30~49歳女性の約半分にもなるとか。でも、乳幼児期は胃や消化器官が未熟なため、大人の約半分のエネルギーを1日3回の食事だけで摂取するには負担が大きくなってしまいます。
そのため、1日3回の食事+おやつ1~2回とし、1日4~5回に分けて必要な栄養素を摂ることが望ましいとされています。

おやつで摂りたい栄養素をご紹介

毎日栄養のバランスを考えた食事をつくっていても、不足しがちな栄養素もあるものです。そこでおやつの時間でも補給できる栄養素を考えてみましょう。


①「カルシウム」
骨や歯はもちろん、元気な体に欠かせない栄養素の「カルシウム」。

カルシウムを多く含む食品は、小魚・乳製品・豆類などです。
≪おすすめのおやつ≫小魚ナッツなど


②「鉄分」
血液中の赤血球をつくるために必要な栄養素が「鉄分」です。不足すると貧血になったり、食欲が落ちたり、成長発達に影響を与えることもあります。

鉄分を多く含む食品は、海藻・青菜類などです。
≪おすすめのおやつ≫海苔巻き、青のりや青菜をいれたおやきがいいでしょう。牛乳では鉄分が摂れないため、フォローアップミルクなどで補ってもよいですね。


③「ビタミンC」
体の調整役でもある栄養素が「ビタミンC」。鉄分の吸収をスムーズにしてくれる働きもあります。加熱に弱い性質のため、生野菜を多く食べられない乳幼児期は、食事では摂取しにくい栄養素のひとつです(じゃがいものビタミンCは比較的熱に強いので、加熱しても残ります。)。

ビタミンCを多く含む食品は、果物・野菜です。
≪おすすめのおやつ≫みかん、いちごなど

何をどのくらいあげればいいの?

1~2歳のお子さんは、1日に約900Kcalのエネルギーを必要とします。3回の食事でそれぞれ250Kcal程度(計750kcal程度)を摂り、残りの150Kcal程度を果物やお菓子、フォローアップミルク、牛乳などで補うイメージがよいでしょう。
<150Kcalのおやつの目安>
・牛乳 100ml+クッキー 2枚
・ヨーグルト 1個+さつま芋 1/4本
・小さめのバナナ 1本+小さめのおにぎり 1個


3~5歳のお子さんには、1日およそ1250〜1300Kcalは摂ってもらいたいですね。3回の食事でそれぞれ350Kcal程度〈計1050Kcal程度)を摂り、残りの200~250Kcal程度をおやつで補ってはいかがでしょう。
<200~250Kcalのおやつの目安>
・小さめのおにぎり 2個+卵焼き 1個
・プリン 1個+みかん 1個
・せんべい 2枚+野菜ジュース 100ml


≪おにぎりのアレンジ方法の例≫
・ごはん+焼きのり
・ごはん+チーズ+グリンピース+かつお節
・ごはん+鮭+青のり+すりごま
おにぎりを少しアレンジするだけで、お子さんは飽きずに必要な栄養素を摂れますよ。

おやつを準備する時間がない時は?

ビスケットなどの市販のおやつは手軽にあげられますが、摂取栄養素が炭水化物(糖質)に偏ってしまいがちです。毎日手づくりのおやつを用意する必要はありませんが、市販のおやつとともに、果物、チーズやヨーグルトなどの乳製品、小魚といったものもおやつとして常備してはいかがでしょうか。栄養のバランスを意識しながら、いろいろな食べ物を上手に組み合わせていきたいですね。



<参考>
一般社団法人 母子栄養協会
https://boshieiyou.org/oyatsu_baby
都立小児総合医療センター 栄養科
https://www.byouin.metro.tokyo.lg.jp/shouni/section/pdf/eiyou/eiyou_11.pdf